Speed Wi-Fi HOME L02を徹底解説!
自宅に光回線などの固定回線を引くためには、開通工事が必要になるので、工事費用がかかってしまったり、開通までに時間がかかったり、工事に立ち会うための時間の調整や手間があったり…と、さまざまな制約があるものです。
ですが、WiMAX2+対応の最新ホームルーターであるHUAWEIの「Speed Wi-Fi HOME L02」を利用すれば、光回線のようなわずらわしい手順を踏まなくても、ルーターをコンセントに差し込むだけで、光回線以上の通信速度を発揮するインターネット環境をつくることができるのです。
Speed Wi-Fi HOME L02は、これまでのホームルーターとは比較にならないほど通信が速いだけではなく、通信の安定性も高く、使いやすさを重視した機能性も持っています。
それでは、Speed Wi-Fi HOME L02は今までのホームルーターと比較してどのように優れているのか、さっそく解説していきましょう。
Speed Wi-Fi HOME L02とは?
「Speed Wi-Fi HOME L02」とは、インターネット開通工事不要で使い始められる、光回線よりも速い通信速度を誇る自宅用のWi-Fiルーターです。
WiMAX2+対応のホームルーターは今までも発売されていましたが、Speed Wi-Fi HOME L02では大幅に通信速度がアップしただけでなく、4本のアンテナによってより広い範囲のWi-Fi接続に対応したなど、従来のホームルーターを凌駕する性能を実現しています。
自宅据え置き型なので外に持ち出すことはできませんが、固定回線の代わりとなるルーターを希望している人にとっては十分すぎる性能を持っていると言えます。
また、速度だけでなく、通信の安定性も従来のWiMAX2+対応ルーターよりも向上しているので、光回線のWi-Fiと同じような感覚で使うことができる高性能な機種です。
Speed Wi-Fi HOME L02のスペック情報
商品名 | Speed Wi-Fi HOME L02 | |
---|---|---|
製造元 | HUAWEI | |
寸法 | 93×93×178mm | |
質量 | 436g | |
動作範囲 | 動作周囲温度範囲 動画周囲湿度範囲 |
0~40℃ |
5~90% | ||
電源 | 電圧 | AC100~240V |
電源周波数 | 50/60Hz | |
出力電圧 | DC12V | |
同時接続数 | 合計最大接続数 | 42台 |
LANポート接続 | 2台 | |
2.4GHz | 20台 | |
5GHz | 20台 | |
通信モード |
ハイスピードモード(WiMAX2+) ハイスピードプラスエリアモード(WiMAX2+、FD-LTE) |
|
Wi-Fi規格 | 802.11a/b/g/n/ac | |
対応OS | Windows7、Windows8.1、Windows10 Mac OS X 10.9/10.10/10.11/10.12/10.13/10.14 | |
発売日 | 2019年1月25日 | |
その他 | ACアダプタ同梱 |
Speed Wi-Fi HOME L02の特徴とは?
高画質動画も快適!1.2Gbpsの高速通信に対応!
Speed Wi-Fi HOME L02では、通信の速度が最大1.2Gbpsにまでアップ。 最大1.2Gbps(1237Mbps)という速度がどれだけ速いのかというと、フレッツ光やドコモ光などの光回線以上。
今までのWiMAX2+対応のホームルーターの受信最大速度は440Mbpsだったので、従来品と比較すると3倍近い速さが出るということになります。
従来のホームルーターであっても、固定回線を利用しないWi-Fiルーターとしては、440Mbpsという速度は遅くはなく、通常のインターネット利用であれば、何も問題がないほどの速度でした。
しかし、最大1.2Gbpsという通信速度を実現したことによって、高画質の動画や負荷の大きいオンラインゲームなど、インターネット通信量の多いコンテンツもストレスなく利用できるようになりました。
最大1.2Gbpsの速度で通信できるのは有料のハイスピードプラスエリアモードを使用しなければいけない点はネックですが、今後、対応エリアが拡大されていく可能性は十分に考えられます。いずれにしても、今までのホームルーターよりも速い速度でインターネットが楽しめることに変わりはありません。
360°全方位をカバーするアンテナで受信感度アップ
Speed Wi-Fi HOME L02には指向性を持った4本の好感度アンテナが搭載。円筒形のルーター4本に配置することで全方位カバーを実現。デザイン性だけでなく、WiMAX2+の基地局からの電波をキャッチする性能が向上しました。
受信速度が約30%アップ!「TXビームフォーミング」に対応
Speed Wi-Fi HOME L02は「TXビームフォーミング」という技術に対応しているので、従来品ではWi-Fiの電波が届きにくかった場所であっても、より安定した電波を受け取ることができるようになっています。
TXビームフォーミングというのは、Wi-Fiに接続する端末に向かって、集中的にWi-Fiの電波を届けるための技術。 通常、Wi-Fiの電波は、ルーターを中心として円形360°方向に向かって送信されますが、TXビームフォーミング機能を利用すると、スマホやパソコンなどWi-Fiに接続する端末に向かって、直線上にWi-Fiの電波が送れるようになります。
つまり、今まで分散されて弱くなっていた電波が、一箇所に集中するようになって、より強い電波を送れるようになるということです。 WiMAX2+対応の旧ホームルーターと比較すると、TXビームフォーミングを利用したことで、Wi-Fiの受信速度は平均30%アップしたとされています。
「HUAWEI HiLINK」でルーターをアプリから簡単操作
「HUAWEI HiLINK」はHUAWEIのスマホアプリで、インストールすると、スマホからSpeed Wi-Fi HOME L02の設定の変更や情報の確認ができるようになるというものです。 HUAWEI HiLINKを使ってできることをまとめてみました。
情報 | 電波レベル 端末情報 データ通信量 ベストポジション |
---|---|
制御 |
通信モードの切替 通信モード自動切替設定 5GHz優先設定 再起動 LEDオンオフ設定 |
通知 | データ量しきい値超過 通信モード自動切替発生 最新ソフトウェア |
アプリを使ってできることは多岐にわたりますが、基本的な情報の確認や設定の変更は、ほとんどアプリを通してできるようになっています。
また、データ量が一定値を超えた場合や、設定したデータ量に到達して通信モード自動切替機能が作動した場合は通知を受け取れるので、データ通信の状態を簡単に知ることができます。
電波の強度を確認できる「ベストポジション機能」
Wi-Fiルーターは置き場所によって電波の強さがかなり変わりますが、「ベストポジション機能」は電波の強さをグラフで確認することができるので、ルーターにとって一番良い位置を知ることができます。
設置に一番適している場所を13段階(0~12)の電波レベルで表示。電波レベルはスマホアプリ(HUAWEI HiLINK)で確認できます。
「Wi-Fi設定お引越し機能」でデバイスの再設定不要!
「Wi-Fi設定お引越し機能」は、今までWi-Fiルーターを使っていた方向けの機能。既存の機種からSSIDやパスワードを簡単に引き継げます。
Wi-Fiルーターを交換するときに、SSIDやパスワードが変わってしまって、パソコンやスマホの設定を全て変更しなければならなくなった…という経験を持つ人もいるのではないでしょうか。
ですが、Wi-Fi設定お引越し機能を使えば、SSIDやパスワードはそのままで新しいWi-Fiルーターに乗り換えられるので、パソコンやスマホの設定を変える必要はありません。Wi-Fi設定お引越し機能は、WiMAX2+のホームルーターだけでなく、固定回線のWi-Fiルーターでも利用可能です。
そのため、WiMAX2+対応のホームルーターを使っているけど機種変更したいと考えている人はもちろん、固定回線からWiMAX2+のホームルーターに乗り換えたいと思っている方にもおすすめできます。Speed Wi-Fi HOME L02のメリット・デメリット
メリット
Speed Wi-Fi HOME L02の最大のメリットは、やはり通信速度の速さです。今までのWiMAX2+対応ホームルーターの3倍近くの速さとなったので、従来品を使っていた人は特に、通信速度の違いを体感できるでしょう。
もちろん、WiMAX2+対応のホームルーターなので、固定回線のように面倒な工事は必要なく、少ない初期費用ですぐにインターネットを使い始められる点もメリットです。
筒型のルーターに沿うように搭載されたアンテナや、TXビームフォーミング機能によって、より広い範囲に、より高い安定性を持ったWi-Fiの電波を送れるようになった点も見逃せません。
- 通信速度が3倍近く速くなった。
- 固定回線のような設置工事が必要ない。
- 初期費用が少ない(プロバイダによっては無料)。
- すぐに使える(最短翌日・店頭受け取りの場合当日)。
- 既存機種より電波が安定している。
デメリット
デメリットと言えるところは、最大1.2Gbpsの通信速度を発揮するには有線接続が必要なこと。USB3.0以上対応にTypeCケーブルとUSB3.0以上対応のデバイス(PC・スマホ)が必要になります。
また、ハイスピードプラスエリアモードを使用する必要があるので有料となります。
ですが、旧機種と比較してもデメリットらしいデメリットは他に見当たらないので、今からWiMAX2+のホームルーターを選ぶなら、Speed Wi-Fi HOME L02が一番おすすめです。
- 1.2Gbpsの通信速度は有線となる(USB3.0以上)。
- 高速通信はハイスピードプラスエリアモード(有料)を使用する必要がある。
新機種(Speed Wi-Fi NEXT W06)と旧機種(Speed Wi-Fi NEXT W05)の比較
td > |
スピードWi-FiホームL02 |
スピードWi-FiホームL01s |
スピードWi-FiホームL01 |
|
サイズ(幅×高さ×厚さ) |
93×178×93mm |
93×180×93mm |
93×180×93mm |
|
重さ |
436g |
450g |
493g |
|
LED |
数々 |
4 |
3 |
3 |
種類 |
WAN / ModeUpdate / Status / DataUsage |
WAN / ModeUpdate / Status |
WAN / ModeUpdate / Status |
|
ボタン |
数々 |
4 |
3 |
3 |
種類 |
モード/ WPS /更新/リセット |
モード/ WPS /リセット |
モード/ WPS /リセット |
|
SIM |
auナノICカード04 LE |
auナノICカード04 LE |
au Micro ICカード(LTE) |
|
通信速度 |
受信 |
1237年 |
440 |
440 |
送信 |
75 |
37.5 |
37.5 |
|
Wi-Fi |
対応規格 |
802.11a / b / g / n / ac |
802.11a / b / g / n / ac |
802.11a / b / g / n / ac |
対応周波数 |
2.4GHz / 5GHz |
2.4GHz / 5GHz |
2.4GHz / 5GHz |
|
同時接続台数 |
40台 |
40台 |
40台 |
|
ビームフォーミング |
対応 |
非対応 |
非対応 |
|
通信モード自動切替機能 |
対応 |
非対応 |
非対応 |
|
Wi-Fiお引越し機能 |
対応 |
非対応 |
非対応 |
|
ベストロケーション機能 |
対応 |
非対応 |
非対応 |
|
5GHz優先機能 |
対応 |
非対応 |
非対応 |
まとめ
WiMAX2+対応の最新型ホームルーターである「Speed Wi-Fi HOME L02」は、今までのホームルーターにないほどの高速通信に対応しているだけでなく、全体的にWi-Fiの電波を受信しやすくなるような技術が多く搭載されています。
また、Wi-Fiお引越し機能やベストポジション機能など、旧機種のホームルーターにはなかった便利な機能が利用できるので、今までよりも使い勝手の良いホームルーターだと言えるでしょう。
光回線以上の通信速度を出すことができるSpeed Wi-Fi HOME L02。 WiMAX2+のホームルーターが欲しいと考えている人にはもちろん、自宅に光回線を引きたいと考えている人にもおすすめできるほど、便利で機能的な優れたホームルーターです。

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