最新モバイルルーター「Speed Wi-Fi NEXT W06」スペック一覧と解説
この記事では、2019年1月24日に発表されたモバイルWi-Fiルーターの新製品「Speed Wi-Fi NEXT W06(略称:W06)」のスペックについてまとめています。 項目ごとに解説をしていますので、W06のことをより深く知ることができると思います。是非、参考にしてください。
スペック一覧
この記事では、2019年1月24日に発表されたモバイルWi-Fiルーターの新製品「Speed Wi-Fi NEXT W06(略称:W06)」のスペックについてまとめています。 項目ごとに解説をしていますので、W06のことをより深く知ることができると思います。是非、参考にしてください。
製品名 | Speed Wi-Fi NEXT W06 (スピード ワイファイ ネクスト ダブルゼロロク) |
---|---|
製造元 | ファーウェイ (中国語表記:華為技術、英語表記:HUAWEI) |
対応ネットワーク | WiMAX 2+、au 4G LTE |
通信モード | ハイスピードモード(WiMAX 2+)、ハイスピードプラスエリアモード(WiMAX 2+/au 4G LTE) |
最大通信速度(受信/送信) | 1,237Mbps/75Mbps |
同時接続台数 | 最大16台 |
寸法・質量 | 128×64×11.9mm・約125g |
バッテリー容量 | 3,000mAh |
連続通信時間 |
ハイスピードモード
|
連続待受時間 | デフォルト設定(ハイスピードモード、Wi-Fi未接続時):約800時間 |
急速充電 | USB Power Delivery 2.0対応 |
Wi-Fi規格 | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz、5GHzデュアルバンド対応) |
対応OS | Windows7/8.1/10、Mac OS X 10.9/10.10/10.11/10.12/10.13/10.14 |
ディスプレイ | 約2.4インチ・TFTタッチ液晶 |
同梱品 | TypeC変換コネクタ |
Huawei ハイモードアンテナ | 対応 |
Wi-Fi TXビームフォーミング | 対応 |
通信モード自動切替機能 | 対応 |
ベストポジション機能 | 対応 |
初期設定ウィザード | 対応 |
Wi-Fiお引越し機能 | 対応 |
SIM | au Nano IC Card 04 LE |
定番のファーウェイ製最新モバイルルーター
モバイルルーターの最初期から製品を開発・提供し続けているファーウェイ。大手携帯電話会社を中心に幅広い事業者への提供を行っている、歴史と実績のあるメーカーです。
そのファーウェイが今回新しく開発したのが「W06」です。2018年1月に発売された「W05」の後継機種で、いろいろな新機能の追加によって通信速度や安定性、使い勝手が大きく向上しています。
2つのネットワークに対応
W06はUQコミュニケーションズの「WiMAX 2+」とKDDIの「au 4G LTE」、2つのモバイルネットワークに対応しています。
特性の違う2つのネットワークに両対応することで、お互いの欠点を補い合い、安定した高速通信が可能となっています。
通信モードにはWiMAX 2+を利用する「ハイスピードモード」と、WiMAX 2+または必要に応じてau 4G LTEを利用する「ハイスピードプラスエリアモード」の2つが用意されていて、自由に切り替えることができます。
国内最速下り1.2Gbps
W06の最大通信速度は下り1.2Gbps、上り75Mbps。
下りの1.2Gbpsというのは国内では最速となる値。機器とUSB接続し、ハイスピードプラスエリアモード、パフォーマンスモード、それに4×4MIMOをすべて有効にした状態で実現できます。対応エリアは2019年1月25日時点で、東京都、埼玉県の一部。
Wi-Fiで接続した際の最大速度は867Mbps。なお、これらはすべてハイスピードプラスエリアモードを有効にした状態での値で, ハイスピードモード時の最大速度はUSB接続/Wi-Fi接続ともに従来と同じ558Mbpsにとどまります。
同時接続台数は最大16台
W06に同時に接続できる機器は最大で16台までです。最近ではスマートフォンをひとりで複数台使ったり、 家の中にもPCやゲーム機、Chromecastなどのマルチメディア端末、Google Homeなどのスマートスピーカーなど、並行して使いたい機器が増えてきていますから、 この同時接続台数の値もしっかりチェックしておきたいところです。これまでは最大10台というのが一般的な値でした。
わずか125g、バッテリーも十分
本体は幅128mm、高さ64mm、厚さ11.9mmで、重さは約125g。現行モデルでは最もスリムかつ軽量。 それでいて、モバイルルーターとしては一般的な3,000mAhという容量のバッテリーを搭載しているので電池持ちも十分でしょう。
そして、急速充電機能としてUSB Power Delivery(略称:USB PD)に対応しています。USB PD対応のACアダプタ(充電器)を使うことで、より少ない時間で充電を終えることができます。
Type-C変換コネクタが同梱
W06にはmicroUSB端子をUSB Type-C端子に変換するコネクタが付属しているので、お持ちの充電器の接続端子がmicroUSBであっても充電ができます。
ただし充電器自体は付属しないので、お持ちでない場合はあわせて購入するようにしましょう。
タッチディスプレイ搭載
W06ではタッチ液晶ディスプレイを採用。スマートフォンのように指で直感的に操作することが可能です。
デュアルバンド対応Wi-Fi
Wi-FiはIEEE802.11 a/b/g/n/ac規格に準拠。 2.4GHz帯と5GHz帯の両方に対応しているので、状況に応じて切り替えることで通信状態を改善することが可能です。
高性能ハイモードアンテナ搭載
これまでつながりにくかった場所でも基地局からの電波をしっかりキャッチしてつながりやすくする「高性能ハイモードアンテナ」が新たに搭載。 W05と比較してWiMAX 2+の受信感度が平均20%改善されています。
ビームフォーミングに対応
Wi-Fi機器の場所を検知して、狙って電波を送信する「ビームフォーミング」に新たに対応。
これにより受信速度が平均で20%アップ。また、Wi-Fi電波が「中」や「弱」の場所で通信が安定するとされています。
Wi-Fi機器側もこの機能に対応している必要があり、スマートフォンなら例えばiPhone 6s以降や、Xperia XZ、Galaxy S7 edgeなど、比較的最近発売されたハイエンドモデルには対応しています。
しかしエントリーモデルでは非対応のものも多いので、お使いの機器の対応状況をよく確認してから申し込みましょう。
通信モード自動切替機能を搭載
あらかじめ設定したデータ量になるとハイスピードプラスエリアモードからハイスピードモードへ自動的に切り替えてくれる「通信モード自動切替機能」が新たに搭載。
ハイスピードモードは基本的に容量制限がなく際限なく通信できます。一方、ハイスピードプラスエリアモードは月間に通信できるデータ量が決まっていて、それを超えると通信速度が大幅に制限されてしまいます。
そこで、「通信モード自動切替機能」を使うことで、思わぬ通信のし過ぎや、通信速度制限にかかることを防ぐことができます。
パフォーマンス設定に対応
「ハイパフォーマンス」「バランス」「バッテリーセーブ」という3つの動作モードが用意されていて、利用シーンに合わせて切り替えることで、電池持ちを良くすることができます。
充電時はハイパフォーマンスモードにして性能をフルに発揮させ、それ以外ではバランスモードにしておいて電池を節約。電池残量が残り少なくなってきたらバッテリーセーブモードに変更して駆動時間をできるだけ伸ばす、というような使い方ができます。
さらに、W06では新たに各モードでの残り通信時間の目安が表示されるようになっており、切り替えの目安もわかりやすくなりました。
ベストポジション機能を搭載
W06では新たに「ベストポジション機能」が追加され、ルーターが置かれている場所の電波の強さをアプリで視覚的に確認することができるようになりました。
「HUAWEI HiLink」というアプリをスマートフォンにインストールすることで、スマートフォンからルーターの状態を見たり、リモートで設定を変更することができます。
情報確認では、データ通信量、デバイス情報を確認でき、設定変更では、通信モードとパフォーマンス設定の切り替え、再起動が行えます。
初期設定ウィザード
初めて電源を入れたときに初期設定ウィザードが表示され、画面の指示に従って選択することで、簡単に基本的な設定が行え、いきなり自分好みの設定で使い始めることができます。
Wi-Fiお引越し機能
これまで他のモバイルWi-Fiルーターを使っていた場合、旧ルーターからW06へ、SSIDとパスワードを引き継ぐことができます。 この機能を使えばWi-Fi機器側の設定を変える必要がないので、特にWi-Fi機器がたくさんある場合には手間を大幅に軽減できます。

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